住吉病診連携カンファレンス(第10回)開催のお知らせ

血管センター

2013年02月08日 10:35

「住吉病診連携カンファレンス(第10回)」
医療関係者の皆様へ -病診連携カンファレンス開催のお知らせー

謹啓

この度、「第10回 病診連携カンファレンス」を別紙要領にて開催させていただく運びとなりました。内容といたしましては、阪和記念病院 心臓血管センター から(1題)のご紹介を予定しております。なお、セミナー終了後は、情報交換会の場を設けさせていただく予定としております。ご多用の折とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご出席いただけましたら幸甚に存じます。

今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。  
                                                謹白

                         記

★日時: 平成25年2月23日(土)18:00~20:00
★場所: ホテルモントレグラスミア大阪 ホテル南海 21階 スノーベリー


平成25年2月吉日

〒558-0011大阪市住吉区苅田7-11-11
医療法人 錦秀会 阪和住吉総合病院
お問い合わせ:
地域医療連携室電話:06ー6692-1001(直通)



・・・・・・ 心臓血管センター からの一題の概要は以下でご確認いただけます。・・・・・・



住吉病診連携カンファレンス 第10回開催

末梢動脈疾患(PAD)の診断意義と現状を見つめなおす。
- プライマリケア医の役割は何故大きいのか? -

近年、日本人の食生活をはじめとする生活習慣が欧米化してきたことや超高齢化社会(65歳以上が3~4人に1人の割合)を迎えるにあたり、脳梗塞や心筋梗塞といった動脈硬化関連疾患が増加してきております。下肢末梢動脈疾患(Peripheral Arterial Disease; PAD)もこれら動脈硬化関連疾患のひとつであり、下肢の動脈硬化性変化により下肢動脈内腔が狭窄あるいは閉塞をきたす結果、間欠性跛行を主とした下肢症状を呈する疾患であります。本疾患は、通常の動脈硬化関連疾患とは違う特徴を多数持っており生命予後に深く関わる大事な疾患であります。他の動脈硬化関連疾患と比較して、まだまだ患者・医師の認知度が低いこと・診断や発見の遅れ・治療の介入が不完全なことが大きな課題であります。今回のカンファレンスでは、実際の症例を提示しながらPADのレビューを中心に何が問題で、何が大事なのか、をわかりやすくまとめて解説致します。

今回を機会に少しでも多くの医療関係者の方々にPADに興味を持っていただき、今後の診療に少しでもお役にたてることができれば幸いです。

              阪和記念病院 心臓血管センター 副部長 山本博之
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